うだうだ考えているうちに日にちが迫り、新幹線で当日入りすることにした。
我らが最強の高速バスWILLERのプレミアムセールでちょうどいい日取りが出来なかったためである。
また、最近先輩方の話を聞くと
「高速バスで身体が疲れ整体にいくハメになる」とか、
「結局なんだかんだお金がかかるから新幹線にする」等
うなずかされるばかりの有益情報が入ったため、新幹線のチケットを取った。
時間に余裕があればあっただけ家を出るのも遅くなるのは毎度のことで、
結局最寄駅に着く頃には涼しくても汗をかいています。
キャリーの重さが遠征の始まり感をグッと高めてくれる。
大阪に着く途中、宿の確認をしていると、予約が見当たらない。
「あれ?おかしいな」と首を傾げながら調べると、「ご宿泊ありがとうございました」というメールが。
なんと、1週間前の日付で予約していたのであった。
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> イマジンツアー大阪篇はじまり <
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雲州堂への行き方はもう余裕のよっちゃんで、到着するとすでにRyuさんが会場に。
ことの顛末を話し笑いつつ、みんな真剣に宿泊場所を探してくれた(┳∧┳)
Ryuさんと回る大阪名古屋はツアー中盤も中盤、ということあり、
久しぶりに共演できる喜びも重なり、自然に気合いも入る。
ちょうど1年ぶりの雲州堂はやっぱりいいなぁ。
ステージが高い上にお客さんは座って観ることになるので、立つとかなり見下ろす感じになる。
なんかちょっと強くなった気分になりながら、今夜のステージをイメージしつつリハーサル終了。
Ryuさんやスタッフの方々と和やかに談笑しながら物販準備。
Ryuさんの物販はさすがの一言で、名付けるならば「溢れ出るプロ感」。
プロの技を真横で勉強させてもらいつつ、使用感しかない自分の物販の中でもベテランの一枚の布を広げる。
もうかれこれ5〜6年使ってるかもしれない名もない布を。
そういえばこの子ともずっと旅をしてきたんだった。
ちなみに物販に使っているのは昔買ったRyu Matsuyamaトートバッグ(笑)
この子も長い旅の道連れ。
ライブは45分ずつ、自分からののスタート。
はじめましてのお客さんも多い中、終始和やかな雰囲気で歌い進めた。
この日の即興は大阪にまつわること、ということで浮かんだのが
前回大阪に来た時に教えてもらい立ち寄った飲み屋さん「得一」のこと。
「大阪だしちょっと泥臭い感じを」
と思い立って弾き始めて出てきたのが得一の話だったのをよく覚えている。
Ryuさんの出番ステージの時、ちょくちょく「とくぅ〜いぃ〜ちぃ〜」と自分が出したふれフレーズを歌ってくれててすごく嬉しかったし、会場からも笑いが起きててすごい良かった(笑)。
誰かと一緒にやるライブの時に自分が一番好きな時間は、「流れ」を汲んだ時だな〜と思う。
誰かのMCに触発された時、音楽に触発された時、お互いいつもとはちょっと違う雰囲気になった時。
誰かとやる時の醍醐味だと思う。
言葉にならないコミュニケーションは、もしも自分が侍だったら、たぶん刀を突き合わせた時に、交えずとも感じることができるお互いのこと、と同じなんじゃないかと思う。
侍になったことはないからわからないけど、宮本武蔵ならきっとそう言うと思います。
そんな、「得一の歌」はYouTubeにアップされているのでぜひ観てみてください。
終演後、「ミイラがとても好きで、自分も弾き語りをしています」という高校生が来てくれた。とても嬉しかった。
このツアーで、10代からそう言われることが増えた。聞けばライブもはじめてだと言う。
いつかそういう彼らとステージに立つ時がくるといいな、と思いながら、この日も握手して別れた。
「ミイラ」歌わなくてごめんね(笑)
また来てもらえたらいいな。
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