少し遡って話をします。
最初に手にした楽器はリコーダーや鍵盤ハーモニカを除けばドラムでした
というか初めて惹かれた楽器、というのが正しい。
初めて目の前でドラムが鳴ってる時、
窓の外を見ると真っ赤な夕日があり、
晴れているのに一瞬稲妻が駆け抜けた。
「これだ…!」と身体が震えた。
それから1年くらい存在を忘れてたんだけど、中学生になり、
音楽準備室に誰にも使われず鎮座しているドラムセットをみて、
憧れの女の子に偶然再会したような気分だった。
それから毎日昼休みに通って練習し、先生に基礎的な動かし方を教わった。
というわけで、No2で話をしたけど、
文化祭での主な自分の役割はドラマーとしての参加だったのでした。
リコーダーを一心不乱に吹きまくり
汗と共に生まれてきたメロディーで音楽に“目覚めた”ぼくは
早速アピタでノートを大量に書い込み詩作に取り掛かりました。
その時たぶん、なにも生まれていません笑
曲といえるようなものはなにも生まれず、ただ作るという意識だけが芽生えました。
その後授業でギターを習い、
友人と今度は昼休みにギターのコードを覚えることに熱中しました。
授業は圧倒的大多数が女子で(選択制だったため)、
圧倒的大多数に負けて授業でのギター弾き語り合唱は
サスケの青いベンチに決まりました
(負けたのはグリーンデイのWake me up,when september ends)。
続く
2020.10.10.小野雄大
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