高松の翌日は移動日。
うどんを食べて栗林公園へ行き、憧れのマリンライナーに乗り瀬戸内海をぶっちぎる。
今まで乗った交通機関の中で一番綺麗な景色だった。
ツアーもいよいよクライマックスというところだし。
岡山で土井家(ties music)と合流し、夕飯。
家族と団らんの時を過ごす。
そして鳥取の日。
夕方、用瀬駅を目指し在来線で移動。
はじめて目にする駅名ばかり。
夕方移動は、夕陽が差し込んできて、より綺麗に景色を見ることができる。
用瀬駅に着くと早速竹村家の長男が家の前で何かしている。
「蟹」
とのことで、蟹の水槽の掃除だって。
takemurateiは今年3月にお世話になって以来、二度目。
「名古屋のハポンが好きな箱」というだけあって、この店には2階席がある。
店の壁や天井の“木”があったかくて明るい。
なんかのんびりとしてて、誰でもすんなり受け入れてくれる優しさに溢れてる場所。
鳥取もだいぶ冷えて、外に出ると冬の匂い。
山陰地方の秋冬の匂いは、地元と似ていて妙な親近感があるのも、落ち着く理由なのかも。
この日はアンプラグド(電気を通さない、生音、生歌ライブ)。
ギターでぽろんぽろん鳴らして、歌ってみたりして、
家で歌ってるみたいな感覚がナチュラルでとてもいい。
前に来た時に来てくれたお客さんが、
「前回とてもよかったから」とまた別の人を誘ってくれたり、
何よりまた来てくれるのが嬉しい!
「たっくさん歌っちゃお〜」という気持ちになる。
歌ってる時に、お客さんとの距離も近いからちょっと緊張もする。
歌っていくごとに、何かを共有している感覚になっていく。
やっぱり、ツアー前から変化が起きている。
即興をするようになったからだろうか。
肩の無駄な力が抜けて、受け入れる余白が自分にできている。
それとも、身体が大きくなったのだろうか…。
うたたねの曲も交えつつ、一部、二部と歌った。
ほどよい疲労感も感じながら、この日歌った即興は、
フラットに自分から出てきた言葉だな。
これからどんどん自分は活動の幅を広げていくつもりだ。
もしもどれだけ有名になったとしても、またここにきたらこの感じで歌っていられたらいい。
終演後、おでんをいただいていると、竹村家長男ボーイが魚のお造りを持って来た。
自分でさばいたはまち!
いよいよ明日は遠征最終日!
ここまできた達成感と、明日への気合いで高揚感を覚えつつ、
日本酒が効いて速攻寝ました。
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