高田世界館への道!27「3日目一ノ関駅地下道(20220916)」

ホテルはやっぱ最高だ。
夜行バス、満喫と続いて早くも身体に疲れが溜まっていたのがベッドで寝てよくわかった。
よし、睡眠はちゃんと大事にしていくことにしよう。軽く考えてた。

チェックアウトが12時になったらいいのに、と思い続ける人生。

シアターキネマティカ(以下キネマティ)に再訪。
今日はカフェ利用のオープン日とのこと。ひとり目のお客さんになりました!(笑)

キネマティの裏を覗くと「石巻芸能神社」なる祠が。
矢口さんに話を聞くと、「元々祠はあって、津波の被害を受けてそのまま放置されていたので、神社に依頼して芸能の神様『アマノウズメ』を祀った」とのこと。
キネマテに感謝し、ツアーの成功を祈願した。

キネマつくる時だかに出てきた廃材で作られたという絵馬も描いた。
キネ、やるなぁ〜。聞けばこれからどんどん敷地内に施設が増設されるとのこと。

クラファンの時のイメージイラストみたいになるんだ!今度来た時、またキの印象も変わってるのかな。


一ノ関までは在来線で移動。小牛田で乗り換え。
音楽を聴きたくなって好きな曲を流したら、風景とぴったり!
魔女の宅急便で『ルージュの伝言』が流れる時みたいな、映画のワンシーンみたい!音楽だいすき!
一ノ関にたどり着くと、まず最初に「ひと、いるのか…?」と不安に駆られる(笑)
おお〜わが故郷のようなグレーな世界。“馴染みあるさびれ”だわ。
平日15時なんだから当たり前なんだけど。
ひとまずホテルにチェックインして荷物を整理。
町を散策。いくつか気になるお店が。
駅前のソースカツ丼が美味しいと石巻で聞いてたんだけど残念ながら営業時間外。
ご飯よりまずは仕事!
場所のチェックをして、広げる荷物の計画を立てる。
仙台の反省点を活かしたポスターの見せ方、物販の置き方、おひねり箱の見せ方、それぞれの位置。
16時半から目をつけた場所で準備をはじめる。駅前の地下道。

どれくらいの人が通るのか全然わからないけど、まずは高校生の帰り狙い。
17時から1回目をスタート。


ぽろぽろと通った子たちが立ち止まってくれる。
ひとり、ずっと聴いてくれた男の子がいた。
即興曲にもチャレンジ。
その曲がレスポンスを求めるものになって、なんかみんなで楽しく過ごした(笑)
「19時からまた歌いまーす」と宣伝してフライヤー配って1回目を終了。
ふむふむ、なるほど。手応えなくもない。先行きは不安!笑

一度片付けて休憩に喫茶店へ。

実は一ノ関には、自分の音楽を聴いてくれてる子がひとりいて、元々もう少し北上して盛岡でやろうかなあと思っていたところ、変更して一ノ関にした、という経緯がある。

楽しそうだしいいなと思った。
気になってためっちゃでかいパフェ食べた!笑

19時から再開。
そこから22時くらいまでほぼ通し。
一ノ関の高校生バンドマンが聴いてくれて一緒に『丸の内サディスティック』歌ったり、さっきの高校生が戻ってきてくれたり、みんなで音遊びして楽しかった。

最後は、一度通り過ぎて戻ってきてくれたお兄さんにご飯に連れて行ってもらってエンド。

人生で一番たくさん歌った…。

差し入れてもらったのど飴が嬉しい。

路上に張り付いて、なんとなく『路上の醍醐味』みたいなものがわかったような気もする。自分は路上ライブでやり続けることはできないなぁと思いつつ、やっぱりある程度の忖度をしたり、自分の部屋のように没入する瞬間があったり、新しいフレーズを見つけたり、やったことないことにチャレンジしたり、その場の環境に合わせて変化していくのも楽しいと思える。
めちゃくちゃ有名になったら突然地方行って路上ライブやりながらスパチャで荒稼ぎするわ。
でも、聴いてくれたみなさんの『お気持ち』で積もったおひねりBOXの重みであったかい気持ちになる夜。

一ノ関の皆さん、お邪魔しました。

どうもありがとう。
Special thanks!さちか!

2022年11月12日(土)IMARGINE (イマジン) vol.3

@高田世界館(新潟県上越市)

開場 17:30 / 開演 18:00

来場チケット:3,500円(当日4,000円) こちらから

配信チケット:2,500円 こちらから

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