高田世界館への道! vol.14 「映画館の思い出」

この前久しぶりにライブを観に行ったら感動して号泣してしまったんです。ヒカガミに「なんだか疲れてしまった」っていう、タイトルと同じ言葉でイタルくんが歌い出す曲があるんですけど、なんかその優しさに当てられてしまって。そんな優しくされて初めて自分が疲れていたことに気づいた、みたいな(笑)

思い切り肩を震わせて号泣して、終わったあと先輩たちに「お前なんで泣いてんだよー!マスクびちょびちょじゃねーか!」といじられまくって、笑ってめちゃくちゃ元気になりました!帰り道、コンビニで何本かお酒飲みながら帰って、近所の階段で転げ落ちて、イテーッつって一人で笑いました。その時できた左肘のあざがまだ痛いです。その痛みでこの1週間、徹夜を繰り返しつつ大変な幾つかの試練を乗り越えることができました。

さて、IMARGINEまで2ヶ月を切り、ついにツアー日程が出来上がりました!ファイナルに向けて突っ走るツアーってのは人生初のことなので不安もありつつ(主に移動大丈夫かとか宿泊先大丈夫かとか)、楽しんできたいと思います。
※ツアーに関するステイトメントに関しては前回参照

このツアーを、「IMARGINE TOUR’21」と名付けました。

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高田世界館は1916年から映画館として営業を開始、現在も営業を続けています。
(この前、映画「この世界の片隅に」のドキュメンタリーで片渕監督がイベントした時の様子が流れていて、高田世界館映ってました。)

実はこの場所を知ったのはここ数年のことで、ようやく現地にいくことができたのは昨年の現地下見の時、9月頃のことでした。
ちょうど1年前ですね。
グレフル健吾さんと二人で車で東京から行って、映画を観て、お土産買いに海沿いに行って、帰ってきたんでした。

映画館の中でもどちらかというとミニシアターが好き、と言えるようになったのは社会人になってからです。自分の趣味趣向が深くなっていく(ねじれていく?笑)につれて、観たい映画がミニシアターで上映されることが多くなっていきました。

自分は全国的に映画館を回っているわけでもないので比較の口を持ちませんけど、高田世界館て、上映内容がすごい好みなんです(スケジュールすごいチェックしてる笑)。それでいて、2階席もあるから天井高くて雰囲気あって、という映画館なので、本当にできるなら毎月通いたい。あの場所で観る「アメリカン・ユートピア」「アメイジング・グレイス」最高だったろうなあ。
※アメイジング・グレイスは現在上映中!

新潟市内育ちの自分にとって映画館といえば、よく通ったのは「T-ジョイ万代」でした。中学生の時、一回だけ友達と複数人で映画に以降と誘われて行ったことがあります。男女で5〜6名だったと思います。選んだ映画は「ヴァン・ヘルシング」。不死身のモンスター・ハンター、ヴァン・ヘルシングがある地域を支配するドラキュラを倒す、みたいな話です。

みんなで行った初めての映画、しかも字幕だし、わくわくした記憶があります。何食べる?とか行ってポップコーンとジュース買ったり。 みんなで電車に乗って街に出かけたのも楽しかった。普段電車乗らなかったし、そもそも電車に乗るには自転車に乗って30分、川を超えねばならなかったし。

入場の時間がきた。小野少年は結局映画を観れなかった。なぜならチケットをどこかで失くしてしまったから。
持て余されたポップコーンとジュース。
映画を観ないのにこんなもんいらねえ。
みんなが映画を観終わるまでの約2時間ほど、記憶がございません。

映画館での悲しい思い出から楽しい思い出に塗り替えるために、俺は高田世界館で歌うのです(嘘)

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