高田世界館への道 vol.6「本番まで2週間」

ついに2週間を切りました。
セットリストを作りました。
何を歌いたいかなって、割とベーシックは最初から決まってて。
あとは、全体をどんな風に作りたいかなって改めて肉付けして。

皆さんは、やってみたいことって、ありますか?
正直今まであんまりなくて。
そりゃあ、バンドやりたいとか、こういう音楽作りたいって、思ってきたけど、
それに向き合うことって呼吸みたいなもので全然苦でもなんでもない。
趣味とかライフワークでもあるから。
ただ、そうじゃなくて、自分の気持ちいいだけのところから抜け出してみようかなって。  

それで今回の高田世界館での配信ライブは、
自分にとって腹を括った今までやってみたかったチャレンジのひとつです。 

話は少しそれますが、昔、三茶のおでん屋さんで飲んでた時に
相席になったお兄さんが言ってたんですよ。
「ライフワークとライスワークがあるよ」 って。
その人は家族を養うために、俺はそうしてるって話してくれました。

当時営業職してたので、それからは、その枠の中でも、
続けるために価値のある仕事と、
食べるためにする仕事って考え方を持って、バランスを作るようになりました。 

やりたいこととか、楽しいこと、気持ちいいことだけでは成り立たなくて、
気乗りしないけどやらなきゃいけないことがあるから、
やりたいこととかが際立って楽しくなるって、 その時教わりました。

こと音楽においては、まだライスワークみたいなものってないし、
すべてライフワーク側でやっているわけですが。 

今回の高田世界館ももちろんやりたいこと(=ライフワーク)なんですけど、
その中に苦手なこととか、気乗りしないことってもちろんあって。

例えばたくさんの人に見てもらいたいけど、
ぶっちゃけたくさんのお客さんというのは自分にはいなくて。
そのためにやらないけないことってあるでしょう。
友達いなくなるかもくらいの連絡をするとか(笑)

ただやるからいいとかすごいってわけでもなくて、
やっぱり見てくれた人に「見てよかった」って思ってもらいたいし、
(まあ義務で見てくれるだけでも嬉しいけど(笑))

やってよかったー! 

って思うためにはまだあと2週間弱全力疾走しないといけない、
息切れして休んでる暇なんてないって、思うわけです。

ここで見れなったら、どこで見れんねん?自分、

正直自分のキャパを超えた取り組みです。
でも、
全力の向こう側を、みたいやん・・・?

 ”持っている持っている

君はいまノッている
もっといこう 登って行こう
そびえたつあの山を

そして
散々な日々をかき分けて

だんだん鍛え上げられてく
とうとう手に入れられそうだ
強靭な肉体” 

という、この前の10月16日のライブでお披露目した
「強靭な肉体」という曲ですが、
自分へのメッセージかもしれない(笑)

※配信みてない方も、みた方も改めてぜひ

一体、この山を超えて、

チームと、配信見てくれるお客さんと、
どんな景色が見れるかしらん。

できればぜひ、御来光を、見てみたい。


2020.10.23.小野雄大

小野雄大公式ホームページ

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