高田世界館への道 vol.1「はじまりの話」

すっかり夏の残り香も消えて清々しいくらいの秋晴れが続いている横浜。

みなさんの町の気候はいかがでしょうか? 

昨年遠征で訪問した岡山県は津山市から立派なぶどうをいただき、
こんなにうまいのか!と超感動した先日。  

今年は行けない町が多い。 アルバムも6月に発売したのに。
会えない人も多い。 たくさんの人の顔がふわふわ頭の中に浮かんでくる。

どうしよっかな〜、これから。

そんなことを考えながらコーヒーを飲んでると、 ひらめいてニヤニヤしてくる。
遠くてもみてもらえて、 なんか心が満たされるようなやつ。   

11月3日、新潟県上越市にある日本最古級の映画館“高田世界館”にて配信ライブを行います。

ここでライブしたかった。
大好きな寺尾紗穂さんがライブしていた場所。 

今年は地元新潟での活動を本格的に始めようと思っていたんだけど、
不測の事態に二の足を踏まざるを得なかった。

世間的に動けなかったのももちろんある。

撮影と配信はお世話になっているGrapeFruitMoonチームが同行してくれることになった。

まだまだ課題がたくさんある。 たくさんの人の協力を得ないといけない。

9月の初めに会場の下見にいきました。

会場のパワーを改めて感じて、自分が生まれた両川という地域のことが頭によぎった。

毎年ふたかわ祭という文化祭で、全校動員のミュージカルをして、
特産品も生徒と町のお菓子屋さんで協力してお菓子を作ったり、
町おこしになるように生徒たちが頑張っている。
それも今年は大々的に行えない可能性が大きいと聞いた。
自分も参加してきた地域の人間として、地元に貢献したいという思いもずっとある。

答えはずっとわからないけど、 とりあえずやってみるほかない。

なんだか大きな決意が固まった気がした。 

その帰り道、山のふもとから大きな虹が出ていた。
あんなに間近に虹をみたことはない。
後から知らされたけど、その日は年に5〜6回しかない“天赦日”という日だったらしい。
暦の上で最上の吉日だという。

やばくね。

もう、めっちゃやりきろう、そう決めた。


2020.10.3.小野雄大

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